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湿地帯ビオトープを立ち上げてみた。

こんにちは、宮崎そら(管理人)です。

最近【自宅で湿地帯ビオトープ/中島淳】という書を仕入れ影響を受けたので、トロ舟タイプのビオトープを作ってみようと思った次第です。

 

(【コウノトリと暮らすまち/佐竹節夫】は家族の蔵書ですが、こちらにも感化されてます。近所によくコウノトリが来るので……色々と。)


さて、作るといっても適当で、使ってない花壇を掘って、トロ舟(900×600)を置いて土を入れて山を作るだけで、注水した際に水際に出来る「エコトーン」というものが大事だそうです。

川岸とかにある、茅とかが生い茂ってる際みたいな場所が、生物多様性を高めるのにとても重要だそうで、一先ずは土だけで何かしらが生えてくるのを待ちますが、近所の耕作放棄地からマコモとかガマとかを貰ってこようかとかも思案中です。

今は土だけなので水を入れたら濁っていますが、これも草が生えてくると驚くほど澄むそうなので、とても楽しみです。


さてそんな感じで周囲を石でデコったりして出来上がったのが此方。

元々花壇にいたフキノトウさんがチャームポイントです。

繋がってた地下茎は切れてしまってますが、また根付いて増殖してくれることを期待しています。


むかって左側の池には転がってた越前赤瓦と石を組み合わせたゾーンを作り、ここで両生類や爬虫類が寝ている妄想をしています。赤瓦の下の空間で蛇……アオダイショウさんとかが寝てくれたら最高です。石の上ではカナヘビさんが日向ぼっこをしていて……蛙が飛び込み……夢が広がりますね。

ちなみに瓦の上にはドロバチの巣がありますが、不在のようなので飾りとなって貰いました。


続いて向かって右側の池は竹藪の傍で、既に竹が多少覆いかぶさっています。なので、ここにモリアオガエルさんが卵を産んで池にオタマジャクシが落ちて……なんて妄想が既に捗ってます。

ただ、竹の地下茎の側なのでトロ舟を突き破って竹が生えて漏水するのがとても心配です……。

 

こんな感じで湿地帯ビオトープというものを立ち上げてみましたので、以後定期的に変化を綴っていこうと思います。

生物が増えたら資料集:動物図鑑等も更新できるといいですね。

それでは、ここまで有難うございました。